4月チャーム撮影会レポート


「あやか的にどうでした。今日は?」
「最高だったね、最高」
「うん、こんなにいい状態ってなかなかないよ」


 ということで、三銃士も驚くほど、あやか様の機嫌が良かった4月30日の撮影会。


 いったい、何があやか様をここまで上機嫌にさせたのでしょうか?

第3部開始前


 初めてのチャーム撮影会、ということで、皆さんあたたかく出迎えてくれました。


「第二部からの参加って書いてなかったっけ?」
「いえ、トラブルがあって、三部からの参加となったんですよ」
「炎上だな、炎上」


 今回は第1・2部に松嶋ゆっきーな、牧野りな、と年少人気コンビが参加していて、2部まで参加の人が多かったみたいです。


 その部で帰る人は、最後にそれぞれ記念撮影を撮るのですが、2部までの人が多くて、第3部の始まりが五分遅れてしまったぐらいでした。僕が来たときも、まだ2部帰りのお客さんの記念撮影が続いてました。


 逆に3部からの参加者は少なく、4部のみの人はゼロだったと記憶しています。


 さて、初参加の僕を待ち構えているのは、あるときはイケメン敏腕マネージャー、あるときは物販での営業部長、あるときはロケでの日傘持ち、しかし、その正体は撮影会の受付係! というチャームでの地位が高いのか低いのか謎に包まれたSマネ。スーツ姿のSマネに「では、この書類にサインしてください」と言われると「これはヤバいんじゃないか」という危険な匂いがただよいそうなのですが、今日はざっくばらんな私服姿。安心して署名できます。


 参加者は必ずサインしなければならないこの書類。書いている内容は「撮った写真は個人で楽しむだけにしてね。個人のブログとかで載せたら許さないからね」というようなことです。まあ、変なことは書いていなかったはずです。「スタッフをネタにするのは禁止」とかいうようなことは。


 署名が終わると、開始まで二階の待ち合わせ室でくつろぐことができます。あ、そうそう、言い忘れてましたが、今回のスタジオは広尾でした。ケーパニ2や、いもクラ撮影ですっかりおなじみの建物です。ちなみに、恵比寿駅周辺には、やたらと見覚えのある景色が目に付きますが、怪しい行動はひかえましょう。うっかり、見慣れた看板を目にしても、そこで立ち止まってはいけません。下手すると、出入り禁止になります。


 この待ち合わせタイム、すでに見知った人間がいる場合は気楽ですが、話しかける相手が誰もいない場合は、ちょっとした緊張感に包まれます。何しろ、みんな一眼レフカメラです。僕のように、コンパクトデジカメは少数派です。


 ちなみに、チャーム信者なら、デジカメはキャノンにしたいところです。できれば、新井みやびんが宣伝する「EOS Kiss Digital X」にしたいところですが、僕のように一眼レフに手が出せない人は「IXY」シリーズであきらめておきましょう。技術もないのに、馬具だけ飾っても恥かくだけですし。

松本あやか総合研究


 さて、長年、松本あやかを追いかけてきた三銃士ですら「最高」と言わしめた、この日のあやか様。いったい、何が原因なのでしょうか?


 その理由のひとつは、この日のあやか様には、しゃべるネタが結構あったことにあると思います。軽く数えてみると、


・ムービー日記の北海道旅行(泉はる同行)
・バリ島ロケ
・スプリングフェスタ


 特に、ムービー日記は「自分の映像は恥ずかしいから見ない」と言う松本あやかからすれば珍しいことに、よく話題にしました。これは、泉はるちゃんとの旅行が楽しかったものであることと、映像の出来が良かったことにあるでしょう。


 そして、こういう話になれば、僕の独壇場。あやかムービーを見た回数では、他者にひけをとらない自信の持ち主である僕のこと、見ていないとわからないような質問に答えたりして、「この人はあたしのことをよく見てくれてるなぁ」と感心してもらえました。特に、松本あやかって子の場合、「あたしのことばかり見ている」というのは、すごくプラス材料になりやすい。


 ちなみに、スプフェスでの「(演技での)役名は?」とか「(ダンスの)決めポーズは?」などもクイズに出されます。こういうのにちゃんと答えると、すごく調子に乗ってくれます。


 しかし、基本的に、あやか様は内輪ネタが大好きです。特に、マネージャーの悪口を言うのが好きです。が、これは、こちらとしてはあまり面白くなりません。基本的に、あやか様のしゃべった話題のうち、マネージャーがどれだけ出てきたかで、つまらなさは決まると考えていいでしょう。これを、勝手にあやか率と名づけます。通常は、あやか率100%です。この割合をいくら減らすかが、あやか撮影会の鍵だといえるでしょう。


 今回の撮影会の場合、第3部第1章では、あやか率が高かったものの、三銃士のサポートのおかげで、その割合を低くすることに成功しました。特に、三銃士の一人が泉はるファンであることが助かりました。北海道旅行に関しては、あやか様の気に入った話題らしく「あれ、怖いですよね。マジでしたよ」と、泉はるちゃんの怖さを積極的にアピールしてました。


 ちなみに、泉はるちゃんについては「すごく怖い。でも、すごく可愛い」というコメント。なんていうか、姉妹って感じがしますよね、この二人。はるちゃんも、あやか相手だから、結構、無茶やってるんじゃないでしょうか。


 バリ島ロケについても、いろいろ面白い話が聞けました。ひとつは日本円にして数万円のお菓子を買ったという驚愕の事実。そして、それをみんなにバラまいたみたいです。そのとき、同室で撮影していた大場はるか隊長も、その話題にあいづちうってました。ムービー日記第9話でもありましたが、松本あやかって子は、自分中心なところがありますが、ケチではないですよね。

あやか密着


 撮影会において「密着」とは、一人の女の子をひたすら追いかけることにあります。せっかくの高額の料金を払ったというのに、他の女の子には目もくれない。どう考えても愚かです。


 今回の撮影会、僕は松本あやか以外、単独で撮影した子は一人もいないという、見事なこだわりっぷりを発揮してしまったわけですが、どうしてそんなことをしてしまったのか?


 実は、スプフェスを見てから、僕の中で大場はるか株が再上昇しました。また、児玉さきほさんのいろいろ話をしたかった。小6のときに自叙伝を書いた、とかみんな日記の投稿のひとつひとつが僕の心をとらえていたわけです。できれば、彼女のいる部屋にも行き、各部の一章(20分)ぐらいはさきたかった。


 でも、あやか様に関しては、All or Nothingだと思います。


 例えば「松本あやか以外、誰も撮影しなかったぜ〜」と自慢しても、あなたは信じるでしょうか? 信じても、正直いって「馬鹿」としか思わないのではないでしょうか? しかし、それを誰よりも見ている人がいます。そう、松本あやか本人です。彼女の場合、「撮影会のとき、ずっとあたしについてきてくれる熱心なファンがいた」というのは、それだけで喜びなのです。実際のところ、こうやって密着することで、三銃士の方々が「あやかちゃんとよく話しててびっくりした」という評価を得ることができたわけです。初参加で顔も知られていない僕には、ひたすら密着しか道がなかったわけですよ。


 といっても、あんまり、がっつくと引かれます。実は僕、カメラを向けてたのは半分ぐらいで、あとは、カメラを持ちながら、しゃべってました。正直、写真を撮るのは捨ててました。それぐらいの心構えだったので、多少は話ができたんじゃないかと思ってます。


 僕は話術がうまいわけではなく、関西訛りだし、よくどもります。他の常連さんの方が、よっぽどかうまい。でも、ずっと追いかけていると、ちゃんと口をきいてくれるようになります。


 例えば、「近づきすぎ!」とマネさんに怒られた場面が数度ありましたが、僕は一歩たりとも近づきません。あやかちゃんから、僕に身を乗り出してしゃべったからなんです。こういうのを体験すると、もうどうにでも良くなります。


 実際、終了後に「あやかファンはマゾか?」議論が大いに交わされましたが「あやかはどうも…」と口をにごした人も、スプフェスのあやか目線には陥落せざるをえなかったことを正直に告白していました。あの目線はヤバいです。マネさんの話からすると、普段は「目線ください」と言っても、なかなかくれないところもあるのに、今回、僕にいっぱい目線をくれたのは、他の子にまったく目もくれなかったという、僕の男気あふれる選択が評価されたからだと思うんですよ。


 ということで、松本あやか以外の写真はまったく残らさなかった僕ですが、今回の撮影会はまったく後悔するところがありませんでしたね。

その他、小ネタ


・今回のアンケートの「次、出演してほしい子は」の質問に「Yマネ」と答えるもの多数。愚かです。なかには「Yマネにセーラー服」と書いた人もいるらしい。実に愚かです。もし、それをYマネさんが真に受けて、本当にしてしまったら、どうしろというのか。
・第4部のあとにはサイン会があって、自分が持ち寄ったものにサインしてもらえます(好きなものにサインできるというのが、おいも屋と違うところ)。僕はなーんにも持って来てこなかったので、チラシの裏にサインしてもらうという前代未聞のことをしました。さすがに、いろんな人に「おい、それはダメだろ」と怒られてしまいました。さすがのあやか様も、これにはドン引きでした。もし、次会ったときに機嫌が悪かったら、それはこの愚かな行為のせいでしょう。ちなみに「デジカメのケースにサインしてもらったら?」とか「その青シャツにサインすればよかったのに」などと言われて激しく後悔。
・さきほ撮影会は実に楽しかったらしい。うらやましい。ぜひとも、あやか様とは別にセッティングしてほしい。