いもクラ入会のススメ(後編)


いもクラ入会のススメ(前編)


 いもクラのコンテンツは、公開終了にならないかぎり、自由にダウンロード可能で、解約後も閲覧可能です。


 さて、来週はかなりの公開終了作品があります。そうなると、会員に入会しても、ポイントをためてStage1に達しないとダウンロードできなくなります。Stage1に至るまでの道は険しく、正直いって、おいも屋ネットショップで単品を買った方が安くつきます。
(ちなみに、僕はStage1にすら達していません)



 この中で必見映像といえば「うきうき〜ず『危機一髪!熊牧場で大騒ぎだクマー!の巻』全ムービー」。


 これは、おいも屋限定商品で販売されている「うきうき〜ず with 川口ひとみちゃん in 北海ドウ!」と同じ内容です。もし、単品で「北海ドゥ!」を購入しようと考えるなら、それよりも3月16日までにいもクラ会員になった方が絶対にいいです。


 さて、いもクラのムービーコンテンツの中で、僕が特におすすめしたいのが、次の三つ。


秋葉原探検隊 上杉まゆみDVD発売記念イベント(全4話)
・ケーキパニック2 メイキング編(全13話+本編全5話)
うきうき〜ず「危機一髪!熊牧場で大騒ぎだクマー!の巻」(全9話)


 秋葉原探検隊の「上まゆDVDイベント」は傑作です。それは、アイマックスの編集もさることながら、このとき、2006年5月21日という時間軸が、それぞれのチャームっ子にとって、きわめて重要なものであるからです。


 最初に見るときは、人間関係などはあまり気にせず見てみましょう。かわいい子たちがイベント前にはしゃぎまわっている姿、イベントの裏側で緊張している姿、それを見るのがどれだけ楽しいことであるかを、このムービーは教えてくれるでしょう。


 また、この映像は奥が深い。僕は五回以上見直してますが、そのたびに、いろいろな発見があります。基本的に編集は大場はるか隊長中心に作られていて、「山中知恵とのコンビを世界に知らしめた」という意味合いがこいのですが、それは同時に「松本あやかがのけ者にされた」という結果を生むわけで、この三者の関係を見るだけでも楽しめます。また、加山しょうこのポジショニングは芸術的ですらあり、夏季合宿の主役に抜擢されたのもうなずける内容です(結果としては、合宿は上位陣総崩れとなりましたが)


 ケーパニ2は、本編はあやか様こと松本あやかの演技力以外、正直いってさして特筆すべきところがない出来ですが、メイキング編は抜群に面白いです。同級生のエース、普天間・梅本コンビがいない状況で、伸び伸びとふるまう大場はるかが印象的で、この撮影をもって、隊長は自分の殻を打ち破った、と形容していいでしょう。上杉まゆみにしろ、松本あやかにしろ、このミニドラマの撮影は、貴重な経験であったのではないかと思います。


 北海ドゥ旅行は、大場はるかの「うきうき〜ず隊長」デビューといっていいでしょう。参加者の当時の学年は、大場(小6)古井(小3)上杉(小4)ゲストの川口ひとみ(小4)ということで、大場はるかに、年少組三人を引っ張ってもらうことが期待されていたのですが…、彼女は、みんなを「率いる」よりも、みんなと「楽しむ」ほうを選びます。しかし、それが大成功。編集の力を借りなくても、参加した子たちの表情を見れば、この旅行がどれだけ楽しかったかを知ることができます。最終話のエンディング、みんながただ走り回っている姿を映しているだけなのに「この幸福な時間が終わってしまうのだな」と涙が出てくるほどの感動があります。


 正直いって、2005年クリスマスイベントで、「うきうき〜ず」が誕生したときは、古井副隊長が残り二人を引っ張っているというイメージでした。それが、「北海ドゥ」旅行を機に、だんだんとバランスが変わっていきます。


 ちなみに、今回紹介した三本、時間軸にすると、

北海ドゥ旅行(1月)→ケーパニ2撮影(3月)→上まゆイベント(5月)

と、逆に紹介しています。チャームキッズの顔やキャラクターを覚えたら、時間どおりに鑑賞することをお勧めします。いかに、大場はるかという子が、2006年前半で急成長をとげたかを知ることができるでしょう。


 その他、「プライベート映像」こと「ムービー日記」も必見の映像です。現在、チャームキッズで公開されている日記は以下の四人。


大場はるか(全13話)
大森なるみ(全14話)
指出らん (全10話)
松本あやか(全10話?)


 この中では、大場はるか隊長日記がもっとも完成度が高く、もっとも面白いと思いますが、残り三者も捨てがたいです。大森なるみ日記は、彼女のまわりを明るくさせる性格を味わえるし、指出らん日記は、彼女の安定感ある性格を思い知ることができます。あやか様日記は……まあ、マニア向けです。個人的には好きなんですが、隠しカメラが半分以上という構成は、松本あやかという子を好きにならなければ、まったく楽しめない内容に仕上がってますので。


 個人的に、チャームキッズファンの正しい道は、次のとおりだと思います。


いもクラ入会→DVD購入→おいも屋初体験→撮影会初体験→パトロン気取り


 いまだ、撮影会を経験したことのない僕なんて、まだまだ若輩者ですが、若輩者なりにチャームキッズのファンであることを楽しんでいます。


 ぜひとも、チャームキッズに興味を持った方は、一ヶ月かぎりでもいいので、いもクラに入って、その動画コンテンツの魅力を知ってもらいたいですね。