3/11美咲奈緒イベント(考察版)


 ひたすら長い考察文です。イベントの雰囲気が知りたい人は、下の記事をどうぞ。


美咲奈緒イベント(簡易版)

プロローグ


 3月10日、「みんな日記」ではじまった投稿によるライブ中継。皆さん、それぞれ楽しんだだろうが、僕としては、ひいきにしている松本あやか関連の投稿が一番良かった。


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 怒られている松本あやかの表情もさることながら、横の美咲奈緒の表情が、その場の雰囲気を物語っていて、まさに「ライブ中継」に近い投稿になったと思う。



 ちなみに、このあと、名誉挽回するべく、レッスンに打ちこむ姿が、実に松本あやからしいな、と。



↑翌日も真面目に掃除。ここで踊りながらやってたら減点だったけど。


 個人的に、松本あやかって子みたいなタイプは、ともに仕事をするうえで、とてもやりやすい相手だと思う。彼女はアドリブに弱く、交遊関係を築くのが下手だが、自分の世界に没頭させれば、必ずベストの結果を残す。台本や振り付けを与えれば、それを我が物にするまでは、妥協なき執着力で練習にはげむ。


 こういう子は、自分が納得したのなら、絶対についてくるタイプで、非常に純度の高い行動をとる。純度が高い、というのは、彼女が何かに集中していないと見えたときは、問題が彼女の内面よりも環境にあるとわりきることができること。一つの計器として見ることができる存在なのである。彼女をいかに「最適化」させるかを考えると、おのずとその組織の問題点が出てくる(もちろん、高いレベルでの問題点)


 ただし、こういう子を納得させるには、自分自身のそれ相応のスキルが必要となるわけで、簡単に言葉をひるがえすような人に、彼女はついていかない。自分なりの信念を伝え、それに反する行動を取れば、叱らなければならない。BSキーで修正できるパソコン上の言葉ではなく、消しゴムで修正できる鉛筆の文章でもなく、あたかも、石碑に文字を刻むような堅牢さで対峙しなければならない。自分の言葉に確証があればあるほど、彼女みたいな子はついてくる。だから、叱りやすい相手といえる。言葉数を多くせずとも、理解してもらえるからだ。


 話がそれた。ともかく、今回の一連の記事は、松本あやかって子の人間性を知るうえで実に役立つものではあったのだが、それは同時に一緒に映っている美咲奈緒に関心を持つきっかけにもなった。実はこの投稿で、美咲奈緒が映っていなければ、僕はイベントに参加しなかったと思う。翌日、予定がなかったとはいえ、僕のような地方の者には、旅費だけで数万円かかってしまうのだから。

美咲奈緒という子について


 さて、イベントレポート簡易版で書いたように、今回のイベント、予想したよりも参加者が少なかった。


 なぜ、多く予想したのかというと、彼女はいもクラ主催のスクール水着オーディションの優勝者だからである。



 ちなみに、チャームキッズでこのオーディションに参加した子で、1・2位を取ったのは以下のとおり。


Part3 1位 塩沢みゆき


Part7 1位 山中真由美 2位 山中知恵
Part8 1位 古井みずき 2位 上杉まゆみ
Part9 1位 渡辺ゆい
Part10 1位 大場はるか 2位 高橋まい
Part11 2位 加山しょうこ


Part15 1位 美咲奈緒


 この結果は、いもクラ会員の投票数によって決定される。つまり、上位にランクしたことは、会員に支持されているということで、当然のように特集企画が組まれるようになる。いもクラの方向性を決める、重要な企画なのである。


 だから、優勝者には、投票した支持者だけでなく、独自企画により新たなファンを開拓できる機会を持つことができるわけで、人気があって当然だろうと考えるのが普通だ。


 そんな子のイベントなのに、あまり盛況ではなかった、というのは、美咲奈緒という子の人気度うんぬんではなく、いもクラにおけるスクール水着オーディションの存在価値の低下とか、大胆にいえば、いもクラ会員の減少とか、そんなことを考えざるをえないのである。


 ちなみに、イベントに参加するために購入したDVD「美少女学園24 美咲奈緒」。ひとまず鑑賞した感想は「松本あやか山中知恵のDVDには、とてもかなわないな」というものだが、アイマックスが何度も撮影を重ね、育ててきた両者と比較するのは酷だろう。逆に、ジュニアアイドルファンには、彼女の初々しさというのが、長所ともなるはずだ。知恵が時々見せる甘えた表情にはとてもかなわないが、美咲奈緒の「てへっ」だってなかなかの破壊力はある。


(つづく)