ローリィ博士


 夢の中で、ローリィ博士と対談しました。以下、そのログ。




博士:昨日のそちのブログ、あれはなんじゃ?


筆者:あー、あの「山中劇場」ですね。確かにあれは無謀でした。書いたあとで読み直しても、二人の声が浮かんでこない。二人の口調を全然ものにしていない。低クオリティですよね。もっと修行してきます。だいたい、知ちゃんの一人称が「ウチ」なのか「あたし」なのかをはっきり調べようともせずに書いたのが間違ってました。ていうか、チャームキッズって、なんで一人称「ウチ」が主流派なんでしょうか?


博士:いやいや、それじゃなくてだな。


筆者:あー、あの携帯ランキングですか? 今日見ると、2位・加山さん、3位・真由美姉で、4位・あやか様になってましたね。あれ、絶対、チャーム社員の陰謀ですよね。チャームのマネさんとか、待ち時間に何度も携帯プッシュしてるわけですよ。おいおい、次の「美少女学園」売りたいからって、神聖なるランキングを汚すなよ、って思いません?


博士:それでもないんだが。ていうか、長いなお前。


筆者:……ということは、おいも屋出撃のことですか?


博士:そうそう。そこでとんでもないこと書いておったじゃろ? 普天間殿のサインを梅本殿のDVDに書いてもらうとかなんとか。


筆者:いや、その理由はちゃんと書いてるんですけど。最後まで読んでくださいよ。


博士:バカもん! そういう問題じゃないわ! いくら事務所が同じとはいえ、他人の商品にサインをすることが認められるわけないじゃろが!


筆者:えー、その言い訳も考えてるじゃないですか。カンペキな作戦じゃないですか。


博士:ほう、その論理だったら、山中姉に、妹のDVDのサインを頼むこともできそうじゃが?


筆者:……たしかに。それはヤバいっすね。


博士:ヤバいヤバい。マジヤバじゃ。夜の山中家で悲鳴と血が飛びかうことになるじゃろう。


筆者:いや、それはひどすぎるんでは。


博士:まあ、それは冗談じゃが、知ちゃんは何らかの形で姉からの報復攻撃を受けるのは間違いない。


筆者:知ちゃんは何も悪くないのに……


博士:そうじゃ。無実の知ちゃんに迷惑をかけるような提案をしてるわけじゃ、おぬしは。


筆者:……でも、でも、しぃちゃんとふてまんの場合なら、まだ……


博士:昔の関係をむしかえすのも、ジュニアアイドル界ではタブーじゃ。たとえば、上杉まゆみちゃんに渡辺ゆいちゃんのプロマイドを持ってきて、サインしてください、とたのむとしよう。


筆者:うわー、博士、エグいよ、それエグすぎ。


博士:そう、誰でも忘れたい過去がある。ファンにそんなことされたら、あの元気なまゆみちゃんでもどうなるか。かつて仲良しと呼ばれていたゆいちゃん。かつて、みずき+まゆみ・ゆいで組まれていた年少組トリオ。しかし、SweetKissと同じく、そのトリオも終焉を告げ、うきうき〜ずの結成となった。いまや、うきうき〜ずという居場所があることで、あんなに元気なまゆみちゃんの、そっとしておきたい過去を、おぬしは掘りおこそうというのか。


筆者:……すみませんでした。まだまだ僕は、ジュニアアイドル界の初心者でございました。


博士:ふふふ。たかが数枚のDVDを持っているぐらいで、自分の妄想を公共の場にさらけだそうとは笑止千万。おぬしのおかげでどれだけの人に迷惑をこうむっていることか。もう、いつまでもコメントを許可しないこんなブログなんぞ閉鎖してしまって、イベントにも参加せず、妄想はおぬしの胸の中だけにしまうがよいわ!


筆者:いや、それでも僕は行きます。行きますとも!


博士:なにを? おぬしのくだらん作戦は反古になったのじゃぞ。


筆者:それでも、僕はふてまんに会いに行きますよ。チャーム信者たる者、まずふてまんに挨拶せねばスタートラインにつけないわけですよ。


博士:おぬしの記事を読むと、普天間殿には悪印象を抱いているようにしか思えんのだが。


筆者:それは僕の文章の表面しか見ていないせいですよ。だって、ふてまんはチャームのエース。良い意味でも悪い意味でもチャームキッズというプロジェクトを具現化した存在だと思ってますし。


博士:ほう、普天間殿を悪の権化として描いているということは、チャームキッズ自体も悪の権化と見なしているわけか、貴様は。


筆者:違いますって。そもそも、ふてまんと隊長の抗争にしろですね。ただの人間性の違いじゃないんですよ。いわば、あれは世代抗争、いや年齢は同じだから、期代抗争というべきかもしれませんけどね。ふてまんは1期生の代表で、隊長は2期生の代表。ふてまんからすれば、素人くさい隊長がちやほやされることに、事務所に対する信頼がゆらいでたわけだし、隊長からすれば、自分には芸がないけどそれでもなんとか居場所を確保したいわけで、そういう価値観のせめぎあいだったわけですよ。もっと高い次元で見てくださいよ、博士。


博士:しかし「打算的」とか、普天間殿に対するそちの印象は偏見きわまる。普天間殿がこのブログを読んだらどれぐらい傷つくことか。彼女はまだ中学一年生にすぎないんだから。


筆者:いやー、ふてまんを悪く書くと、チャームの人間関係がわかりやすいんですよね。仕切り屋って嫌われタイプじゃないですか。そもそも「隊長」っていえば、ふてまんを指すような時代だったんですよ、大場はるかが現れるまでは。ネットラジオで梅本・普天間コンビが「隊長」に大場はるかを任命したときも、きっと「隊長w」とか「隊長(笑)」だったと思います、ふてまんの頭の中では。だって、どう見ても制御できそうにないですか、あの二人を。案の定、うきうき〜ずの主導権は、最初は古井のみーちゃんが完全ににぎってましたよね。だけど、そこで大場はるかは制御をあきらめた。そして、一緒になって騒ぐことにした。北海道スペシャルはそういう意味で、大場はるかうきうき〜ずとして自分なりの隊長像をじょじょに確立する記録となりますよね。確かに、ひとみちゃんに対するあつかいはアレですが、隊長、つまり大場はるかもあのときは微妙な立場だったわけです。で、結局、うきうき〜ずは今でもファンに支持されてるわけですが、こういう結果って、かなりふてまんの予想から外れてたと思うんですよ。そのことを茶化して書いただけです、僕は。


博士:……で、何が言いたいんじゃ。


筆者:ふてまんのアイドルとしての実力っていうのは、やっぱりすごいと思います。例えば、三銃士世代、隊長や知ちゃんやあやか様と比べると、ふてまんの表情ってすごく柔らかい。三銃士は基本的にスマイルの種類が一つしかないけれど、それに比べるとふてまんはずっと引き出しが多い。それは、芸歴が長いこと、それだけ努力をしているということの何よりも証拠ですよ。だいたい、ふてまんがプリキュアですよ。松田優作じゃなくてもコーヒー噴出しますよ。でも、映像を見ると、サマになってる。器用なんですよ、彼女は。だから、やっぱり、チャームのエースはふてまんだと思うし、チャームの人たちからしても、ふてまんをどう打ち出していくっていうのは、最重要優先事項だと考えているのではないでしょうか。結局、ふてまんが成功するか失敗するかで、チャームキッズというプロジェクトが成功したかどうかの計器になるんじゃないかと思ってます。たとえ、隊長や知ちゃんがブレイクしたとしても、ですよ。ということで、ふてまんに会いに行くのは、チャーム信者にとっては至極当然、最初のイベントで会うのにもっともふさわしい人ではないでしょうか?


博士:…………zzzz。


筆者:…………やっぱ、しゃべりすぎですか、僕?