隊長の成長っぷり


 た、隊長が、ブログで隊長らしいことを言ってる!

みずき、副隊長としてみんなを引っ張っていってね。まゆみ、最近まゆみは、『やるときは、ちゃんとやる』ができてきたね。これカラもその調子でがんばれ


 手書きならば、思わず筆跡鑑定してしまうぐらい、大人っぽい発言。

 ティーンエイジャーということで、責任感というものが出てきたのでしょうか。



 思えば、うきうき〜ずというユニット名を発表した2005年クリスマスイベント。


 DVDを見るかぎりでは、みずき副隊長が主導権をにぎっていました。


 上杉まゆみ渡辺ゆいコンビが出てくるまで、チャームの年少組といえば、みぃちゃん一人だったわけで、年上に囲まれながら自分をアピールしてきた経験からか、周囲に対する反応の速さは群を抜いていましたね。


 逆に隊長といえば、自分を出しきれていない、周りを気づかう余裕もない状態でした。



 そんな隊長の転機というのが、北海道旅行。


 出発前に、隊長としての意気込みを聞かれたとき、

Q:隊長として、みんなを引っ張っていけますか?
A:たぶん無理ですね。


 と、正直すぎる回答。

 ただし、そのあとに、こう加えてもいます。



 やれることはやる。


 では、実際、どういうことをやったのかといえば、



 お情け無用の雪合戦だったりするわけで。


 年下のみんなをまとめるお姉さん役どころか、率先したのは熊におびえたことぐらい。


 隊長らしいリーダーシップはほとんど見せていません。


 では、この企画は失敗だったか、というと、それが全然そうではなくて、下手に仕切る人がいなかった分、大いにはしゃぎまわってる女の子たちの自然な表情をとらえてて、見ているこちらも楽しくなるのが、この「北海ドゥ」旅行。


 特に、最後に流れる「うきうき〜ずのテーマ(名称未定)」の間奏部分の映像なんか、ただ走り回ってるところをとらえただけなのに、すごくいいシーンです。


 そう「みんなをまとめる」ではなく、「みんなと楽しむ」。それが、大場はるかの隊長像だったわけで、おかげで「うきうき〜ず」は「良い意味でグダグダ」なユニットになったわけですが……。



 久々に三人が一緒になって長時間すごしたこともあり、隊長としても更なる一歩をふみだした、ということでしょうか。


 今回の隊長の記事には「もう、グダグダとは言わせないぞー」という決意表明みたいなものを感じて、頼もしく思う反面、ちょっとさみしいと思ったり。


 まあ、でも、翌日の記事は、やっぱり隊長らしいんですけどね。


↑自分のブログで「内緒です」と書いたのに、
しぃちゃんブログで暴露されてしまった、隊長のおみくじ結果