ファンメールを送る


 先日公開した、一ノ瀬あきほイベントレポート。そこそこ好評だったみたいで。


 最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。がんばって書いたかいがあったというものです。


 しかし、皆さんにどれだけ「良かった」とほめてくれても、



 あっきー直筆の手紙には、勝てませんから!


 自分のブログでいろいろ書いたところで、あっきー本人に応援する気持ちが伝わらないことには意味がない。


 手紙はもう無理なので、みんな日記下部にある「ファンレターを出す」リンクから、せめて応援メールぐらいは送ろうと考えたのですが…、


 敬語を使うべきかどうか?


と、大いに悩んでしまいまして。


 送ったメールは、マネさん経由で本人に届きます。つまり、マネさんに読まれてしまうわけです。だから、敬語の方が無難ではあります。
(敬語を使えば、文章の感じが丸くおさまります)


 しかし、すでに、初おいも屋、初フュージョンハートを経験済の僕からすれば、外見を気にするあまり、想いが届かないメールなんて、出したくはなりません。


 ならば、敬語をやめるべきなのか? いや、マネさんの検閲を考えなくても、この問題はなかなか難しいんです。


 先日のあっきーイベント、僕はマネさんには敬語、あっきーには敬語なしで話しかけました。これがどうもちぐはぐで、「マネさんの方が大事な存在なのか?」と我ながら思ったものです。


 もちろん、マネさん相手には敬語しか選択肢がないんですが、あっきーには親しみをこめて、あえて敬語を外してみたんです。だけど、あっきー本人は、そう使い分ける僕のことを、どう感じたんだろう?


 これは、ジュニアアイドルに対して、どのように接するべきかを考えるうえで、すごく重要なことです。


 例えば、「ウッチー」の愛称で知られるUカメラマン。「よいしょー」で有名なあの人です。彼は女の子に「○○先生」と話しかけ、だいたい敬語を使います。


 これが全然いやらしくない。「[asin:B000MGTV52:title]」を見た人ならわかると思うんですが、知恵との息はピッタリ。モデルである知恵とUカメラマンとの呼吸のあったかけあいが、このDVDの最大の魅力なのです。


 別に、敬語でも親しみをこめることはできる。Uカメラマンのモデルの子に対する接し方は、そのことを我々に教えてくれます。


 また、僕はジュニアアイドル界のことを考えるたび、ある本のタイトルを思い浮かべるのです。


 チャームキッズのファンになった方には「世界名作アニメ劇場」をよくご覧になった人が多いと推測します。僕はそのシリーズの中で「赤毛のアン」と「若草物語」が好きです。


 その「若草物語」。原題は「Little Women」であることをご存じでしょうか?


 Little Women――日本語にその訳を求めるなら、「ドラえもん」の「しずかちゃんのテーマ」の一節が似合うかもしれません。それはこうです。「ちっちゃなレディ、しずかちゃん」


 「若草物語」のパパは、娘たちを「Little Women」わかりやすくいえば「ちっちゃなレディ」として育てます。子供だからって何でも甘えさすのではなく、悪いことには厳しく、自分の行動には責任を持たせるように、親として接します。そのおかげで、娘たちには自尊心が育つ。


 チャームキッズのレッスン、それがいつもにぎやかでワイワイとしている様子は、いもクラのプライベート映像などで確認できるのですが、同世代の子たちに比べて、はるかに多くのことを学んでいると思います。特に、去年のクリスマスイベントから、レッスンごとの発表会の場という趣向に変更したことで、「結果」が求められるようになったからです。ファンとカメラの前で自分を表現しなければならない。これほど、自尊心が育つ機会はないと思います。


 もちろん、このような方向性の転換は、少なからずの退団者を招きました。また、ジュニアアイドル界は仕事をもらえてナンボの世界です。綺麗事だけで事務所を経営できるはずはありません。


 しかし、チャームキッズに属しているかぎりは、その女の子の日々の頑張りに敬意を抱くべきだと思うんですよ。おいも屋の閑散したときのイベントなんて「サイン会もどき」かもしれませんが、そんな「サイン会もどき」でも、お客さんとアイドルという、ちゃんとした形で接したいと思います。その方が、女の子にとって、絶対に良い経験になるはずです。


 と、ここまで考えてみたんですが、やっぱり、一ノ瀬あきほちゃんについては、敬語なしがいいと結論づけました。あっきーに応援している気持ちを届けるには、敬語を使わない方がよく伝わると書きながら気づいたからです。


 こうして、ファンメールを送った僕なんですが、

スプリングフェスタ、期待しているんで、がんばってね


と、ついつい書いてしまって大ピンチ。いやー、文章の流れから、見に行かざるをえないような調子になっちゃいました。


 ちなみに、今回のスプリングフェスタ(→詳細記事)、二部構成となっています。「うきうき〜ず」は一部のみ、「火曜演技レッスン」は二部のみとなっているので、参加するからには、それぞれ一つだけ、というわけにはいきません。


 このチケットの入手方法は以下の通り。


おいも屋で一万円以上の買い物
・五千円で購入


 無駄な買い物はしたくありませんので、チケットのみの購入にするつもりですが、それだと一万円。僕がこれまで行ったどのコンサートよりも高くついちゃいます。


 さあ、どうしようか、と応援メールを送ったあと、大いに悩んでいる僕でありました。


【追記】



↑隊長、ナイスタイミング! 参考にさせていただきました。