放課後放送局Part2



【タイトル】 放課後放送局〜Part2〜
【メーカー】 アイマックス
【収録内容】 240分(MP3)&特典映像22分
【販売価格】 2100円
おいも屋本舗で購入


【内容】


 いもクラで行われているネットラジオ「放課後放送局」を収録した「Part2」。

  日時 パーソナリティ ゲスト
11 2005.12.01 梅本静香普天間みさき 木村美樹・児玉さきほ
12 2005.12.07 大場・上杉・古井 野口ちえこ・三浦千穂
13 2005.12.14 梅本静香普天間みさき 山田みらの加山しょうこ
14 2005.12.21 大場はるか古井みずき  
15 2006.01.18 梅本静香普天間みさき  
16 2006.01.25 岡田・山中真・山浦志保  
17 2006.02.01 大場・上杉・古井 川口ひとみ
18 2006.02.15 岡田もも山中真由美 岸波莉穂
19 2006.02.18 大場・上杉・古井 川口ひとみ
20 2006.03.08 梅本・普天間・岡田・山中真  


 うち、第12回は事務所の都合のため、未収録。また、第19回は動画のみ収録。

 この中で一番面白いのは、なんといっても、第16回。中学生トリオを新たにパーソナリティにすえ、新機軸を打ち出すはずが…


「ごめん、はなし、とぶ」といって、本当に会話をすっとばす山中真由美と、それに律儀につっこみを入れようとするが、ものの見事に失敗に終わる岡田もも。真面目にしようとするけれど、ついつい笑いをおさえきれない、岡田ももの司会は聞けば聞くほど味がある。場の進行に徹すればいいのに、面白いものには反応してしまうところが、岡田ももの良いところというか悪いところというか。


 そして、第18回。岸波さんをゲストにむかえ、はりきってがんばるはずの岡田ももだが、またもや山まゆ節に撃沈。冷静な岸波さんと、笑いをこらえられない二人。ちなみに、岸波さんの声は大人っぽいし、話も的確だし、岡田・山まゆコンビと比べると、高校生と中学生ぐらいの違いがあるように感じるのだが、これはブログで絶好調の岸波さんの頭がいいからか、先輩後輩区別なく身内仕事が多いチャームキッズの方針がもたらした欠点なのか。


 この第16回・第18回は、フリートークで編集も軽めという方針の「放課後放送局」がもたらした、金字塔であるといっていい。実は「いもクラ」でこの2回はまだ公開しているので(3/20現在)、未聴の人は是が非でも聴いていただきたいと思う。


 また、チャームキッズ無頼派こと児玉さきほが唯一出演しているのが第11回。当時から面白い受け答えができていたさきほさん。突っ込みも的確で、将来性を感じさせる話術ができている。


 ちなみに、第20回をもって、普天間みさきは「放課後放送局」を卒業。パーソナリティ/ゲスト制もなくなり、梅本or大場を進行役とする今のシステムにつながっていく。


 Part1にくらべると聴きどころは多い。正直、うきうき〜ずはまだ台本読みからぬけだせていない芸の弱さはあるが、ケーパニ2でもNGを連発した岡田・山中真コンビ、そしてさきほさんなど、ファンならば必ずや楽しめる内容となっている。


【特典映像】


 「Part2」の特典映像は、ひとつの放送にこだわるのではなく、音声だけではわかりにくい雰囲気を、ダイジェストでうまくまとめている。



 第13話では、山田みらの加山しょうこの応援メッセージが本番中に流されたが、普天間みさきが事態をうまくのみこめずに混乱していた様子が、動画を見るとうまくのみこめる。



 第15話は、



 第18話は、大人っぽい岸波さんに注目すべきであろう。せっかく来てくれた岸波さんをかまう余裕のない岡田ももと、かまう気配すらただよわせない山中真由美。それでも、会話に適度に加わり、場の雰囲気を乱すことのない岸波さんはさすが。チャームっ子は、この岸波さんのふるまいを勉強し、たとえアウェーであっても自分の存在感を出せるよう、努力しなければならないだろう。



 第20話では「告白するときどうするの?」という、なかなか面白い企画があったりするのだが、やはり注目すべきは、当時の普天間みさき山中真由美の仲の良さ。



 いきなり肩を組んで歌いだす二人に、同じく仲の良い梅本・岡田コンビはどう思ったのであろうか。


 この回を最後に普天間みさきは放課後放送局に出演しなくなるが、この放送の動画を見るだけでも、かつての「梅本・普天間」コンビの絆が無くなってしまったことを暗示して面白い。