パーティーは終わった


 謹慎組、復活!!



 ということで、謹慎組を含めて実施されることが決まった春合宿。泉はる兵藤さやが、ベテランメンバーの中で、どうふるまうか注目されますが、それよりも何よりも、隊長と知恵のコンビ復活がまぶしすぎて、後列の人たちにとても意識が回りません!


 隊長と知恵といえば、2005.5.21イベントから親友同士であることを、ファンに知らしめた仲ですが、



 依存度として、隊長>>知恵、という関係に見えました。つまり、隊長の方が、知恵を必要としていたわけです。


 隊長といえば、同級生の子たちとうまく付き合ってなかったのですが、



 その理由として「自分の芸の無さについての劣等感」があったんじゃないでしょうか。


 例えば、同期の加山さんは、放課後放送局第3回に早くもゲストとして出演し、虹色タルトのメンバーにも選出されます。ダンスの腕前はチャーム随一である加山さん、すでに他人に自分を見せるすべを会得していたのでしょう。


 ところが、大場はるかにはそれがなかった。秋葉原探検隊第12回(2005.12.25)の映像を見た人はわかると思いますが、当時の普天間みさき大場はるかのタレントとしてのセンスは雲泥の差です(カメラに対する反応とか、表情の多様さとか)


 もちろん、大場はるかには誰にも負けない魅力がある。それを生かすべく作られたプロジェクトが「うきうき〜ず隊長就任」です。こうして「隊長」という役目を授けられ、自分を表現することができるようになった大場はるかですが、まわりには「年少組のお守り役」という印象で見られていました。


 そんな彼女にとって、山中知恵という存在は、「チャームではじめて、対等の立場で付き合える関係」であったわけです。知恵は一つ年下ですが、上杉まゆみ古井みずきと活動していた隊長にとって、一つぐらいの差は関係ありません。知恵との会話は姉の影響もあり、年下のそれであることを感じさせなかったでしょう。


 確かに「隊長」という立場は心地よいけれど、それは上から与えられたものです。しかし、知恵との友情は、みずから勝ち取ったもの。そして、この関係が大場はるかチャームキッズにおける基盤となったのです。いちいち検証するのもうんざりするんですが、隊長ブログを見ると、知恵のあつかいが別格であることは、誰もが気づくはずでしょう。


 知恵との友情は、隊長に自信を与えました。普天間さんとの一泊にて、隊長のチャームにおける成長物語はいったん終わるわけですが、「ウチには知恵がいる」という自信がなければ、普天間さんとは対等な立場として接すことができなかったかもしれません。



 さて、一方の知恵なんですが「親友だ」と胸をはるほど隊長のことを思っていたののかどうか。隊長日記SP1話や夏合宿本編3話を見ればわかるんですが、知恵には優等生ぶるところがあって、マネさんにあまり信用されていません。自分に自信がないんじゃないかな、と思います。レッスンにしろ、演技にしろ、本番での強さ、というのが、知恵には感じられない。隊長のように「誰からどう言われても、知恵はウチにとって一番の存在」と思えるほど強固な信念っていうのが、知恵にはない。


 当ブログでは、新年明けてから思うところがあって「知恵」と呼び捨てで書いているんですが、山中知恵って子は、年下に世話をやくし、年上にも気がきくし、器用な子だと思うんです。ですが「強さ」というのがない。他人から厳しくつめよられると、意見をかえそうなところがあるんですよね。まあ、これは僕の妄想かもしれませんが。


 しかし、今回の春合宿の集合写真、そこには、知恵の復帰を心から喜び、また知恵への信頼が変わらぬことを力強く主張する隊長の姿があります。謹慎組の復活はめでたいことですが、それより何より、隊長の友情のあつさを見て、この僕も目頭があつくなる思いでした。
(隊長、せいいっぱい、おめかししてますよね)


 そして、この隊長の思いは、知恵にもしっかり伝わったんじゃないかと思います。レッスンで結果を残せないまま謹慎となり、その間に同級生の松本あやかは、CMに出演したり、週プレに出たりと活躍し、知恵は焦りを感じていたと思います。そんな知恵の心を知ってか知らずか、隊長はあたたかく知恵をむかえます。「だって、ウチら親友じゃん」と当たり前のように。


 そう、隊長にここまで愛されていることは、知恵の魅力なんですよ、実力なんですよ。そのことに、知恵が心から気づけばいいと思います。隊長が知恵を必要なように、知恵も隊長が必要なんですよ。その友情が「強さ」に変わったとき、山中知恵って子の魅力は一段と輝くはずです。


 そして、今回の春合宿、理解あるメンバーに囲まれています。もう、はるかと知恵を祝福するメンバーとしか言いようがない。二人を邪魔する者はどこにもいません。思うぞんぶん、フュージョンハートしちゃってください


 さて。


 こうして、パーティーは終わりました。誰のことかって? もちろん、あやか様のことですよ。最近、隊長との2ショットにも慣れてきたあやか様なんですが、残念ながら、そんな季節は終わってしまいました。


 そういう視点で見ると、



 この普天間さんとの握手も、謹慎組復活→春合宿のことを知ったせいかも、と妄想したりするわけで。


 普天間みさき松本あやか。この二人が会話をしたらどうなるのかなあ、なんて妄想して書いたのが、1月19日の記事なんですが、前に述べた「強さ」という格でいえば、普天間さんと対等に付き合える子なんて、チャームでは限られているんですよ。松本あやかはその数少ない一人なんです。


 この二人が建設的な関係を築けるかとなると疑問符がつきまとうのですが、個人的には、上の投稿が「反春合宿同盟結成」というタイトルにしか見えない。はたして、春合宿をへて、山中姉妹+隊長はふたたびチャームの天下をにぎるのか、それとも、普天間+松本の奇跡的合体がそれを阻止するのか、なんて妄想したい気持ちです。


 しかし、隊長ともあやか様とも関係が深い上杉まゆみがどういう立場を取るのか、僕にはわかりかねるんですけど。個人的には、同級生の一ノ瀬あきほとスケボーを通じて仲良くやってもらいたいと思うんですが。
(別にあっきーじゃなくてもいいけど、上まゆは年上とばかりじゃなくて、同級生と付き合う季節にきてるんじゃないかと)